WEBLOG

サイン会総括~ミニトーク編~

(正式参拝編からの続き)
正式参拝が終わった後は、 令和神社宮司の小川さんとミニトークショーをさせていただきました。

その時にやった間違い探しなんですが
こちら、「継いでゆく者」の表紙のイラスト、
皆様がお持ちの文庫とは違う箇所が二か所あります!
一体どこでしょうか!というものでした。

午前の部の皆様は、
無言のままじっとパネルをご覧になって、戸惑っているご様子でしたが
午後の部の皆様は、
我先にとカバンから文庫を取り出し、見比べ始めるというアグレッシブさで(笑)
気付いた方も何人かいらっしゃいました。

正解は、孝太郎の帯の結び方と、草履の鼻緒の色が違う、でした!
現文庫のイラスト↓

ただ修正前のイラストの結び方は、十文字結びといって
袴を着るときの正式な結び方なので、間違っているわけではありません。
しかしながら、日常的にこの結び方にしている人は珍しいと
小川さんからご指摘をいただき、急遽差し替えとなったのでした。
こういう装束の着方も、学校や養成所で指導を受けるらしく
その学校によって違ったり、教える先生によっても違ったりするそうですよ。
また、小川さんも社会人から神職になった方で、
いわば良彦の先輩ですので、そのあたりのお話しもしていただきました。

私の方からは、御用人シリーズの今後について
「継いでゆく者」にもちらっと出てきた
あのコンビについてのお話しをさせていただきました。
今後良彦たちが全く出てこなくなる、ということではありませんので
新しいモフモフと御用人候補のお話を、楽しみにしていただければと思います。




また、今回のイベントにおいて
ダ・ヴィンチストアで新刊を購入することが条件になっていたにもかかわらず
当日売り切れてしまうという事態があり
当該の皆様には大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
様々な事情からご参加いただけなかった皆様にも
お会いできるようなイベントを今後も開催できるよう、
これからも書き続けてまいります。




(今回のイベント開催にあたり、
関東以外でもやって欲しいというお声をたくさんいただいたのですが、
サイン会やイベントは私が主催しているわけではなく
主催者(今回はダ・ヴィンチストア)からお声がけいただいて、
私が参加を決めるという形になっています。
ダ・ヴィンチストアは角川直営の書店であり
そもそもところざわサクラタウンが角川の施設ですので
人員も施設もすべて社内で済んでしまうというところが、
あそこでのイベントが多い理由のひとつでもあります。
(要は、外でやるとそれだけ人件費とかが…)
私としましては、呼んでいただければどこへでも馳せ参じる気持ちでいますので
ぜひうちで!と手を挙げてくださる書店さんなどがあれば
編集部までご連絡ください。)